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特選ジャズアート
森上義孝 宮崎郁

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福井五十雄トリオ&川嶋哲郎
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今夏、茅ヶ崎ではJR東海道線を挟んで、南北でベーシストがリーダーのジャズ・ライブが行われた。一つは、8月2日に、茅ヶ崎のタックス・クラブというところで行われた古野光昭のライブ、そして、もう一つは8月18日、ハスキーズ・ギャラリーで開催された福井五十雄トリオ&川嶋哲郎のライブである。その共通点はいずれもテナー・サックスに川嶋哲郎を起用している点である。

福井五十雄は、過去にバーニー・ケッセルやナンシー・ウィルソン等来日ミュージシャンと共演を重ねている日本を代表する名ベーシストである。ベテラン福井と今注目の若きピアニスト村山浩、ドラマー二本柳守のトリオが人気のテナー川嶋哲郎とハスキーズGでコンサートをする。チラシにも書いたが真夏の夜のジャズにふさわしい組み合わせである。

2時半からリハをおこなってライブは6時30分、オーネット・コールマンのターン・アラウンドよりはじまった。そして、福井のアレンジによるベニー・ゴルソンのドミンゴ、ロリンズのパラドックス、マイルスのソー・フォワット、チャリー・ヘイデンの曲と続く。そして圧巻は、最後に演奏した彼のオリジナル、テイク・イット・イジー。意味は気楽にゆこうよということらしいが、ベーシストらしからぬ軽快な曲におもわず手拍子。ジャズはむずかしく考える必要なんてないんだよ。そういいたかったのか。みなさんはどうお感じになりました?

そしてアンコールは真夏の夜のライブにふさわしいサマー・タイム。川嶋テナーの真骨頂であった。このライブが終わると、なんとなくセンチメンタルな秋はすぐそこ。今夜は、福井がサイドメンとしてレコーディングしているONE FOR DUKE(今田勝)に針を落とし、IN A SENTIMENTAL MOODでも聴いてみよう。

2001年 8月 18日 ハスキー 加藤信吾

福井トリオ&川嶋哲郎
↑福井トリオ&川嶋哲郎

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