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特選ジャズアート
森上義孝 宮崎郁

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アキコ・グレース・カルテット
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メージャー・レーベル、サボイからの初めての日本人プレーヤー、アキコ・グレース、私が彼女のピアノをはじめて聴いたのは、2001年3月の大坂昌彦カルテットのギャラリーコンサートのときだった。1曲だけ、それもゲストとしての演奏であった。それ以前にも、SJに岩瀬晶子の名で、アメリカで、数少ないミュージシャンとしてのワーキング・ビザをもつ湘南出身の日本人ピアニストとして紹介されてはいたが、まさか茅ヶ崎・ハスキーズ・ギャラリーでコンサートを行うことになろうとは想像だにしなかった。

2月23日(土)、アキコ・グレース・カルテットのライブは、衝撃のジャズ・ウィーク、THE MOST+1に続く第二弾として開催された。2週間前に満員御礼、岩浪洋三氏(ジャズ評論家)が稀にみる大器と絶賛する彼女の演奏を聴こうと多くのジャズ・ファンが詰め掛ける次第となったわけである。

コンサートはCD「from New York」からメロディアスで美しい楽曲として知られている映画ダンサー・イン・ザ・ダークのテーマ「I've Seen It All」や、喧噪のニューヨークをイメージした彼女のオリジナル「Delancey Street Bluse」等が演奏された。

このコンサートの成功は、むろん彼女だけでなく、大坂昌彦のドラム、安カ川大樹のベース、川嶋哲郎(TS)という素晴らしいバッキング・ミュージシャンの存在があったことを忘れてはならない。最後に演奏した曲「It Might As Well Be Springs」(春の如く)のように、今彼女は、大輪の花の如く、長い冬の時代から明るい陽光の春の世界に飛び立とうとしていることに、心から応援せずにはいられない。

2002年 2月 23日 ハスキー 加藤信吾

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