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特選ジャズアート
森上義孝 宮崎郁

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向井滋春ギャラリー・ジャズ・コンサート
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向井滋春のトロンボーンと古野光昭の美しいアルコ・ベースによりかなでられるピアソラの名曲オブリビオ、忘却という意味らしい。アルシンベル(向井オリジナル)、ワンス・アイ・ラブ(アントニオ・カルロス・ジョビン)、I'll never be love before(今泉)、煙が目にしみる、そして向井の新CD「室内楽団 八向山」にもおさめられているパープル・フィールド等など。

休憩の15分をはさんで、どの曲の演奏もすばらしく、さすが、スイング・ジャーナル第52回日本ジャズメン読者人気投票今年も一位、'75年以来、28年連続一位の快挙を成し遂げているミスター・ボントロ、向井滋春であったと感じたのは私だけではなかったろう。そして、われんばかりのアンコールの拍手で実現した、ウェディングはハスキーズGに集まったジャズファンに何を語りかけたのか。ジャズってなんて素晴らしいんだろう、そんな声がきこえた夜であった。

私は、ミュージシャンやお客が帰ったあと、後片付けをしながら、向井の新CD「室内楽団 八向山」のパープル・フィールドを何度も何度もリプレイし、至福の余韻にひたった。また向井以外の演奏に参加したサイドメン、古野光昭(ベース)、今泉正明(ピアノ)、安藤正則(ドラムス)も、ジャズ・ファンであれば、この人のジャズはぜひ聴いてみたいというミュージシャンである。

今泉のピアノにマイクを突っ込んだ、美しくも力の入ったプレイ、古野のベースの美しさは聴衆をうならせた。若い安藤もここぞとばかりのときのドラム・ソロは聴衆の心を熱くもえたたせた。いいね、いいね、そんな秋の夜のジャズ・コンであった。

2002年 10月 5日 ハスキー 加藤信吾

向井滋春
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