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特選ジャズアート
森上義孝 宮崎郁

   

live report  

BACK NUMBER 2004年 6月
吉田桂一トリオ+松島啓之

ギャラリー・ジャズ・コンサート

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台風6号は夜半に四国上陸。昼からずーっと雨。強い風と雨に、今日もキャンセルの嵐かな?不安が一瞬頭をよぎる。ライブのお客さんの入りはやはり天候に左右される。「またぜひご予約くださいね。」電話が鳴るたびにキャンセルじゃないか気になる一日でした。でも幸い台風の直撃はさけることができ、約40人の熱心なジャズファンで会場はもりあがることができた。感激です。ミュージシャンの気合いも十分!ドラマーの渡辺文男をはじめ、メンバー全員が午後5時前にギャラリーにこられ、熱心なリハの後本番。
オープニングは、まずトリオで、フレディ・レッドのアイム・ゴー・トゥ・ハピィ、そして、ハンク・モブレイやバド・パウエルの曲を演奏。さすがニュー・ハードバップの旗手、吉田桂一らしい選曲でファンをうならせる。そして、前半の山はバリー・ハリスの名曲ナシメント。ミュートをきかした松島のペット、絵になるなぁ。前半最後は吉田のオリジナルデパーチャー(出発?)。息の合った佐々木悌二のベース、渡辺文男のドラムスに吉田のピアノがからむ。最近ピアノトリオが日本のジャズシーンで人気になっているが、演奏の美しさ、色気という点で、私の大好きなトリオだ。
20分の休憩の後は、トリオでソシアル・コール、ビック・フット、そして松島をフューチャーしたダーン・ザット・ドリーム。この曲、歌詞が付くと、毎夜あなたの夢をみるが、現実にはあなたはいない、という意味の歌らしいが、松島は目を閉じ、ペットでそんな歌詞をうたいあげる。そんな松島を見るお客様の満足そうなお顔に、オヤジも満足。ライブの醍醐味は一期一会、CDではこの光景はぜったいありえないのではないだろうか。そしてアンコールのライク・サムワン・イン・ラブでその日のライブを終える。雨をついてこられたお客様。そんなお客様を大切にしよう、一人お客様の帰ったギャラリーで心に誓うオヤジであった。

2004年 6月 21日 ハスキー 加藤信吾

吉田桂一
↑吉田桂一トリオ

 


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