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特選ジャズアート
森上義孝 宮崎郁

   

live report  

BACK NUMBER 2005年 6月
本田竹広ジャズ・コンサート

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ジャズピアニストの本田竹広は、97年高血圧による脳内出血により、左半身不随を宣告された。突然の病魔の中、病院のリハビリで弾いた童謡「赤とんぼ」。ピアノにかける執念か、奇跡の復活を遂げる。
今年茅ヶ崎ゆかりの大作曲家山田耕作は没後40周年を迎えた。そんな年に、ハスキーズギャラリーに、日本のジャズ界のワン・アンド・オンリーのジャズピアニストを迎えることができた喜び、これがギャラリー冥利というものか?
予想どおり、6月18日のギャラリーは60人を超える大盛況であった。当日の彼の体調は、7月に紀尾井ホールのクラシック・コンサートを控えてのプレッシャー、5月に鎖骨骨折をしたこともあり、万全ではなかった。それでなくても、彼は腎臓を痛め、透析を受けている身であるのである。しかしピアノの前に立つ彼は違った。両手で拝むようなポーズから、あの「ジス・イズ・ホンダ」の名演奏にまさるともおとらない「ビューティフル・ラブ」「ふるさと・オン・マイ・マインド」の赤とんぼをはじめとするピアノ・プレイは、まさに本田竹広のジャズであった。ピアノ・ライブを終えた彼は疲れきっていた。CDのサイン会を終え、グッタリしてクルマの後部にすわった彼に、私は声をかけた。「ありがとうございました」と。

2005年 6月 18日 ハスキー 加藤信吾

小池純子
↑本田竹広


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