BACK NUMBER　2006年　7月
東京銘曲堂・ジャズコンサート

東京銘曲堂ができて足掛け7年になる。当代きっての名手3人、川嶋哲郎（TS）、岡安芳明（G）、上村信（B）、ライブは咽びなく川嶋のテナーでCDタイトル「クライ・ミー・ア・リバー」からはじまった。途中「なにやろか？伝統的ジャズマンスタイルでやってます。」川嶋と岡安の軽妙なトークにお客様も満足。ひところがんで入院し、心配であった岡安であったが、日焼けした精悍な顔立ち、そしてギターに向う真摯なジャズマンとしての誇りを感じさせる素晴らしい演奏であった。
ライブ挿入曲Soul Eyes, polka Dots And Moon Beams、上村のベースをフューターしたYou are my everythingまたボサノバ調のI remenber you,It might as well spring等比較的スローな曲が多かったが、各人三様のもちあじをいかんなくだしたすぐれたライブであった。このライブが終わると茅ヶ崎はもうすぐ浜降祭、そしてサマー・ジャズのシーズンを迎える。皆様おからだをお大事に。

2006年　7月 11日　ハスキー 加藤信吾

↑東京銘曲堂