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特選ジャズアート
森上義孝宮崎郁

  

live report 

BACK NUMBER 2008年 4月
The East West Alliance ジャズコンサート

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Jay Thomas、シアトル生まれで、ソニー・ステッドやチェット・ベイカー等と共演している米国西海岸の中心的トランペッター。ドラムス倉田大輔からの出演依頼のメールによる彼のプロフィールである。気になり、彼がリーダーのTEWAのCDを購入してみた。10曲どれもが、レベルが高く気に入った。即ギャラリーの出演をお願いしたのは、昨年の暮れだったろうか?ギャラリーのライブは、前日は新潟、それもライブ最終日と悪条件があったにもかかわらず、このシクステットは観客にとても高い評価を受けた。
ライブのはじめは、ビューティフル・フレンド・シップ。このタイトル曲名、名画カサブランカのボギーの最後の台詞で有名だが、JayのTP、池田篤のAS、小濱安浩TSに男のダンディズムを感じた。2、3曲目は、CDで耳なじんだマービン・ライクス・イット、グッバイ ジャジャと続く。ジャジャとはJayの愛犬の名で、彼が、愛犬の死に際し作曲した悲しい別れの曲のはずではあるが、ピアノ水野修平、ベース佐藤ハチ恭彦 、ドラムス倉田の落ち着きのあるリズム・セクションにささえられたトランペットは、やさしい彼の性格の投影で、われわれの心をなごませた。ライブはハロルド・ランドのラプチャー、スタンダード・チューンのメモリーズ・オブ・ユーで1部終了。そして2部は、池田篤がJのために作ったディア・ポップ・ジェイ、ダーン・ザット・ドリーム、ゴーン、マイ・マザー、マイ・ファザー、そして最後にはJayがソブラノ・サックスに持ち替えて演奏したイン・ア・ハリーでこの日のライブを終了した。
ライブが終わり後片付けをしていると雨が降ってきた。Jayは明後日米国に変えるという。グッバイ・Jay。また会いましょう。天を仰ぎ、彼のライブの成功にホッとするギャラリーのオヤジであった。

2008年 4月13日 ハスキー 加藤信吾

TEWA
↑The East West Alliance


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