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BACK NUMBER 2000年 11月 テイク・テン・サウンズ |
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茅ヶ崎ジャズクラブの協力で、ハスキーズ・ギャラリーで、ギャラリー・ジャズ・コンサートという手作りのホーム・コンサートを始めて3年、9人編成のブッキングは、はじめてであった。 ドラマーの松尾明との出合いは、なぜか水森亜土、小笠原千秋など歌伴が多い。だが、彼のドラマーとしての真価は、テイク・テン・オーケストラだろう。彼は言う。オーケストラの音は、ただ音が大きければいいのではなく、ぼくらの目指すジャズは大人のジャズ、アダルト・ジャズだと。アダルト・ジャズ、それはまさに聴衆を楽しませるジャズのこと。そのサウンドを聴けば、意味がわかる。 彼等のレパートリーは100曲以上を数え、当日も、名アレンジャー高橋康弘(TS)のオリジナル、フェア・ウェルを含め、前半7曲、後半7曲を見事なオーケストレーションで演奏した。ベース上羽康史、ピアノ二村希一をしたがえ、リーダーの松尾明のドラムが繰り出す、テイク・テン・リズムに左のフロント・ラインBS西田幹、TB内田光昭、TP伊勢秀一郎が、右のフロント・ラインAS宮野佑司、TS高橋康弘、TS皆川享が素早く反応する。それはカウント・ベイシー楽団のジャズの持つ迫力と、グレン・ミラー楽団の売りの「美しいメロディー」を足して2でわったようなサウンズ。まさにアダルト・ジャズ。AV(アダルト・ビデオ)じゃないよ! マイルス・アヘッド、ディア・オールド・ストック・フォルム、アルフィなどジャズの名曲からピンク・パンサー、ミッション・イン・ポッシブルなどの映画音楽まで、どの曲をとっても、聴衆を魅了しない演奏はない。ジャズ・オーケストラ・ファンなら一度は聴くべし!今私は、湘南ではじめて、テイク・テン・オーケストラのコンサートを企画できたことを誇りに思っている。 2000年 11月 ハスキー 加藤信吾 |
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