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BACK NUMBER 2001年 3月 大坂昌彦カルテット | →最新のLive Report →BACK NUMBER |
今、日本のジャズシーンで、イキがよくて、もっともノッていて、人気のあるビー・バップのグループといったら、松島啓之クインテット、原朋直カルテット、そしてこの大坂昌彦カルテットであろう。大坂昌彦、ユキ・アリマサ、塩田哲嗣、太田剣、この都会派ユニットの演奏するジャズははげしくも優しい。 当代の人気ユニットだけに会場は満員。その期待の中で、ジャズコンサートがはじまる。オリジナルのオート・ブルースのあと、ゼア・リズ・ノー・グレイター・ラブ、アーリー・スプリングと続く。太田剣はアルトだけでなくソプラノサックスも曲により持ち替え、大坂のドラムに合わせコルト・レーンのようにはげしくもイマジネーション豊かに吹き抜ける。前半の1時間がアッという間であった。後半はジミーロウズのザ・ピーコックス、オリジナルのビー・トラップ、セブンなどをとりまぜ、演奏すると、時に拍手が巻き起こる。アンケートで「ジャズ・ミュージシャンは人間ではなく神に一歩近い存在」と最大級の賛辞を送ったファンがいたが、不況、リストラと暗い混沌とした時代の中で、ジャズを聴くことが、希望となり、明日生きることの糧になるとしたら、この小さなコンサートをプロモートした私にとっても望外の幸せである。 2001年 3月 10日 ハスキー 加藤信吾 |
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