コンサートは増根哲也（b）トリオのインスト3曲の後お待ちかね仲宗根かほるがマイ・マイクのシュアーを片手に「恋のテイク・ザ・チャンス」を歌う。ファースト・ステージは「イースト・オブ・ザ・サン」、ベニー・グッドマンの「メモリーズ・オブ・ユー」、そしてうれしいね、おいろけタップリな「先生のお気に入り」。そして「ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート」そして最後は「イフ・アイ・ワー・ベル」。ウー！オジさんもシュアーのマイクになりたい！なんちゃって。でも、ほとんどリバーブを使用しない、明るい、メリハリのある歌声は、さすが！彼女の歌う曲は1940、50年代のあのドリス・デイが活躍したイースト・コーストの明るいイメージの曲、そうスイングジャズである。

15分の休憩の後は増根哲也のベース、野口久和のピアノ、岡田朋之のドラムスをバックに「ゼア・リズ・ノー・グレーター・ラブ」「スロー・ボート・チャイナ」「二人でお茶を」、そして年の瀬らしく「ハブ・ユア・セルフ・マイ・リトル・クリスマス」「ケ・セラ・セラ」「タブー」「絶対絶命」「パパはマンボが好き」を歌う。

アンコールを入れて1時間×2ステージ、私としては結構ボリュームのあるライブだと思ったが、ファン心理としては、アンケートにもあった、もう30分聴いていたい、これですね。そんな充実したライブであった。雨の中、大阪からかけつけてくれたファンのお客様、ありがとうございました。またのハスキーズ・ギャラリーへのおこしを心からお待ちもうしあげています。

2002年　12月　1日　ハスキー 加藤信吾