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BACK NUMBER 2003年 1月 アクアピット+太田剣 ギャラリー・ジャズ・コンサート |
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太田剣、彼の演奏をはじめて聴いたのは、ジャズドラマー小林陽一の「ジャズ新撰組」というCDであった。そのCDには、アルト太田剣以外にアクア・ピットのリーダー、オルガンの金子雄太の演奏もあった。あれから何年たったろう。彼等は今や若手というより、日本ジャズシーンの中堅として、多くのジャズファンの心をとらえている。そして彼がはじめてハスキーズ・ギャラリーで演奏したのは、大阪昌彦カルテットの時であった。
そんな太田剣を通じて、ご紹介いただいた「アクアピット」、水の容器という意味らしい。リーダーの金子以外のメンバーは今人気のギタリスト小沼ようすけ、ドラムス大槻“カルタ”英宣。このジャズバンドは、今飛ぶ鳥を落とす勢いの人気、実力ナンバーワンのイケ面ジャズ軍団である。アルトの太田剣を加えたこのバンドをハスキーでやる。それはアートブレーキーの歴史的ライブ、ナイト・アット・バートランドになるに違いないち一人ほくそえむ、オヤジであった。 当日は「ジャズの音が聞こえる…加藤宏・森田稜子展」の真っ最中で、彼等のジャズ・アートは、アクア・ピットの演奏をいやがうえにももりあげた。演奏はアクア・ピットのイントロにはじまり、ギターの小沼のオリジナル、ドライヴィング、カフィー・プリーズ、エディ・ハリスの曲が中心であった。バンド名、アクア・ピットという水を意識した意味とは反対にホットなホットなライブであった。そしてアンコールはホレス・シルバーのシスター・サディ。彼等が持ち込んだCD「nu jazz」「AQUAPIT at ONYX」は演奏修了後、すべて完売したことが、当夜の演奏のすばらしさをなによりも印象づける結果となったのではなかろうか。 2003年 1月 18日 ハスキー 加藤信吾 |
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