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BACK NUMBER 2003年 2月 江藤良人 ギャラリー・ジャズ・コンサート |
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縦横無人!三位一体!聴くものを圧倒するそのビート!これは2月15日の江藤良人CD「アニマルハウス」発売記念ギャラリージャズコンサートのサブタイトルである。話題作「アニマルハウス」は江藤良人(DS)三木俊彦(AS)安東昇(BS)、日本のジャズシーンで活躍する三人の若者によって、このサブタイトルの予告どおりのコンサートが2月、ハスキーズギャラリーで開催された。 江藤は、1973年三重県鈴鹿市の生まれ、土岐英史(AS)、辛島文雄(P)、日野皓正(TP)、渡辺貞夫(AS)、多田誠司(AS)、大西順子(P)、綾戸智恵(VO)のグループで揉まれてきた、日本ジャズシーンのトップドラマーの1人である。ハスキーズギャラリーでは、昨年7月の石井彰トリオ+五十嵐一生(TP)で初めて来茅!その激しいドラミングは湘南ジャズファンを圧倒したが、今回は自己の初めてのギャラコン、オヤジもつい力の入るライブであった。 今回のライブはCD「アニマルハウス」の中の曲、「J.H.」「Animal house」「The Sphinx」「Shiroko」等が演奏されたが、圧巻は、三木がアルト、ソプラノ両サックスを一度に口にくわえて演奏した「Who Said」だろう。 三木俊彦、アルトの新鋭である。テナーで三木俊雄がいるが、よくまちがえられるそうである。うーん、得なのか、損なのか?彼はその華奢な体型、顔立ちににず、ダイナミックでグレートな演奏をする。「至上の愛」のコルトレーンぽい、ん、これも私の私情かな。でも、もっと江藤と三木が成長するなら、近い将来、至上の愛のエルビン、コルトレーンになるんじゃないか、なんておもっちゃってる今日この頃のハスキーズGのオヤジでした。 2003年 2月 15日 ハスキー 加藤信吾 |
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