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BACK NUMBER 2003年 4月 ジーン・デノヴィ来日 ジャズ・コンサート | →最新のLive Report →BACK NUMBER |
ジーン・デノヴィ、ニューヨーク生まれの75歳、ジャズ・ピアニスト。来日公演の初日は、ハスキーズ・ギャラリーであった。2003年4月9日(水)、いつもより1時間遅い、午後7時30分、招聘元のマシュマロ・レコードの上不三雄氏の司会で、その歴史的コンサートははじまった。 前日、私はこの偉大なピアニストのために、ピアノのパンチング・マットをすべてスタンウェー製に、取り替えるという作業をおこなってもらった。もちろん従来のGPでも、コンサートの前には必ず調律を行い、ミュージシャンに「エクセレント!」の評価をいただいているのですが、やはり彼の来日に併せて、やわらかなピアノのタッチ、音色を最高に合せたいと思ったからである。結果、デノヴィのピアノ・プレイは、ニール・スエンソンのベース、木村由紀夫のドラムスのブラッシュ・ワークとあいまって、聴衆を、あくまで優しく、彼独自の美しいジャズ・ワールドへと我々を誘った。常連のクラシック・ピアニストでもあるY.Yさんから「とっても素敵でした。ピアノの音がきれいで驚きました。とても上品で、よかった!」の評価をいただいたときには、してやったり、と一人ほくそ笑むオヤジであった。 前半はCome Fly With Me、On the Alamo、This Is Always、Charede、I love Youの後、CDタイトル曲「Golden Earrings」、Show Timeで15分休憩、後半はWonder Why、オリジナルのOne For Johfu(上不さん、感激ですよね)、Tea For Two(とってもおしゃれという評価多数)、Making Time、Wonderful Copenhagen、In The Middle Of The Kiss、The Song Is Youの計14曲をとても75歳の高齢とは思えぬヴァイタリティと円熟したピアノ・プレーで聴衆を魅了した。鳴り止まぬアンコールの拍手に答えて2曲、So In Love、そして日本の童謡「赤とんぼ」を演奏したときには、その美しさに感嘆の声があがった。ありがとうデノヴィ、ジャズ・ピアノの詩人。 2003年 4月 9日 ハスキー 加藤信吾 |
↑ジーン・デノヴィ |
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