↑TOP |
|||
BACK NUMBER 2003年 8月 甲斐恵美子・ギャラリー・コンサート | →最新のLive Report →BACK NUMBER |
8月のギャラリージャズコンサートは台風10号の北上とともにやってきた。8月9日土曜日午前中は雨と風の強い日であった。「今日はコンサートやるんですか?」「遠方なんでキャンセルしたいんですが…」そんな電話が相次いだ。でも結果日頃の行いがよいせいか、台風さんは日本海へと、その余波もコンサートがはじまる午後6時30分にはおさまり、甲斐恵美子トリオ+山田穣コンサートはいつもどおり定時におこなわれた。 1部はシーブリーズ、サマータイム、サウンド・オブ・リップル、そして原爆投下のこの日、平和を願って作曲したというブラック・レイン、エンブレイサブル・ユー、マード(神々の飲む水)、そして2部はステーブ・サワロー作、フォーリング・ルーフ、アデュー(再会)、ベトナム旅行したときの体験を作曲したラング・テップ(美しい村)等、オリジナル、そしてスタンダードの名曲をビル・エバンス系実力派女性ピアニスト甲斐恵美子は、気心のしれた山田晃路(B)、吉尾公弘(DS)をバックに、そして人気抜群アルト・サックス奏者、ヤマ・ジョーこと山田穣との意気のあったコラボレーションで、気持ちよさそうに、そして見事にパフォーマンスしてくれた。 演奏もさることながら、旅が好きですという彼女の、旅の思い出の話しや曲にまつわるエピソード、そんなトークも楽しめるのがライブの楽しさである。このライブを企画するにあたり、彼女の最近のCD「Stairway to the satrs」「Lullaby of Muses」を私もライブを聞かせていただいたが、演奏されたテーマは、CDのテーマ宇宙へのあこがれ、星空への思い、平和であった。そんな彼女のやさしさあふれるジャズ・コンサートを企画できたことを私は誇りに思う。 2003年 8月 9日 ハスキー 加藤信吾 |
↑甲斐恵美子 |
|
|Home|Information|Live Report|Husky's Link|Husky's BBS|Moriue|Miyazaki|Jazz Art| | |||
HUSKY'S GALLERY 〒253-0044 神奈川県茅ヶ崎市新栄町1-1YAMAJIビル6F TEL:0467-88-1811 FAX:0467-88-1365 E-MAIL:kato@huskys-g.com |
JR茅ヶ崎駅北口 徒歩1分 |