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BACK NUMBER 2003年 11月 ウィリアム・アッシュ・ギャラリー・ジャズ・コンサート |
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それは、盛夏の8月、ジャズ・ドラマーの小林陽一の1本の電話ではじまった。「この秋、NYよりギター・トリオを呼んでジャパン・ツアーをする計画があるんだ。ギターのウィリアム・アッシュはウエス・モンゴメリー系のオーソドックスなスタイルで凄いテクニックの持ち主、17歳の頃からNYで天才ギタリストとして評価されているんだよ。ぜひ、ハスキーズGでも検討してくれ。」という内容であった。 さっそく彼のニューCD「A GIANT STEP」を新星堂より取り寄せて聴く。このギター・トリオのうち、ベースのドゥエイン・バーノは今回来日できなかったが、CD挿入曲の中で、ジョン・コルトレーンのGIANT STEP、セロニアス・モンクのEpistrophyの猛烈なスピードで弾きまくるアッシュ、それをサポートするドラム、ベースを聴いて「こいつはいける!即OK」と返事を出す。後できいたら、今回26回のジャパン・ツアーで、ハスキーズ・ギャラリーが一番最初のOKだったとか。 ツアーは前日、新宿のピット・インのライブを終えた、疲れ知らずの一行は、午後4時にはギャラリー着、即リハを行う。メンバーはギター、ウィリアム・アッシュ、ベース、ブラント・ナッシー、DS小林陽一、そして、ゲストとして参加するテナーの巨人、安保徹であった。リハの後、例によって、ギャラリーのあるビルの階下の中華「チャイナハウス寿」で夕食をとった後本番、1部はギター・トリオで、彼のオリジナル「ムーン・ライト・アンド・スターズ」「ホット・ブルース」の他、「ジャイアント・ステップ」等のスタンダードを、2部は安保のテナーの入った「アイ・シュド・ケアー」「フォー・イン・オール」等を演奏した。 今回のジャパン・ツアーをプロモートしたDSの小林陽一のミュージシャンの才能を見抜く炯眼に改めて敬服した素晴らしいライブであった。なお、来年4月はまた、DS小林陽一のクインテット、グッド・フェローズ、5月は安保徹のカルテットを予定しました。コアなジャズ・ファンの皆さん、野球は巨人、ジャズはハスキーズ・ギャラリーですよ。どうぞお楽しみに 。 2003年 11月 8日 ハスキー 加藤信吾 |
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