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特選ジャズアート
森上義孝 宮崎郁

   

live report  

BACK NUMBER 2004年 9月
中山英二 ギャラリー・ジャズ・コンサート

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9月18日土曜日、そのライブは「かりや淳子展&和田圭以展」のプレイイベントとして開催された。かりやの作品に「ぼー・アンド・ウェーブ」というベーシストをモチーフにした作品があるが、この存在感のあるベーシスト、まさにジャズである。
私が中山英二のライブをはじめて聴いたのは13年前の冬、茅ヶ崎銀座にエピックスというビル(現在はジーンズメイト)があった頃だった。当時は、ドン・フリードマンというピアニストと「カンバセーション」というレコードを出していた時期である。あれから幾年、今回はピアノ掘秀明、ベースに嘉本信一郎のトリオにフルート柴田弘子という編成でのライブであった。一部は、グリン・スリーブスやオリジナルのアイランド・ソング、ラブソングを、彼が「メモアール」や「ハッシャ・バイ」で共演したドン・フリードマンの思い出を語りながらのライブであった。中山とドン・フリード・マンとの出会いはその後、約1000ケ所のコンサート、4枚のアルバム共演など、彼の音楽人生の重要な1ページとなる。そして2部は、ベース・ソロからはじまるワンス・アポナタイム、鳥の歌など、フルート柴田弘子をフューチャーしてのライブは、可憐な柴田のフルートをやさしくサポートする中山、4人のコラボレーションはすばらしく、そしてほほえましかった。圧巻は、リンゴ追分。津軽三味線を思わせる力強いチョッパー(ウッドベースではめずらしい)と情感たっぷりに弓を引く中山英二。それは東北人の心である。今はやりの映画「スウィングガールズ」風に言えば、「英二のジャズっていぐねえ?いぐねえ?」ん、今夜は最高だ!
今夜の感動をふたたびとおもっている良心的なジャズファンのみなさん、あなただけのビッグニュースをお教えしましょう。来年3月、彼のニューヨーク・カルテットのピアニスト、ピーター・マディソンが来日します。その全国ツアーに、ハスキーズギャラリーがはいりましたよ。お楽しみに 。

2004年 9月 18日 ハスキー 加藤信吾

中村善郎
↑中山英二

 


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