HUSKY'S GALLERY TOP
↑TOP
information link bbs
特選ジャズアート
森上義孝 宮崎郁

   

live report  

BACK NUMBER 2006年 8月
小池純子 ミーツ 山中良之・ジャズコンサート

最新のライブレポートに戻る→
BACK NUMBER→

真夏の夜のジャズ湘南・茅ヶ崎編として、今夏お盆明けに企画した「小池純子 ミーツ 山中良之 ギャラリージャズコンサート」、1部はエリス・マルサリスの曲からはじまった。小池の華麗なピアノに反応する山中のテナー、今年3月大怪我して心配し、今ライブも来茅があやぶまれたベースの嶋友之、バート・シーガーやアキコ・グレースのコンサートで来ギャラリーの経験のあるドラムの池長一美とのコラヴォレーションは最高、Let's falling love、曲の名は忘れたが、小池は「冬のソナタ」について「Cマイナー、Aセブン、Bフラットと続くこのコード進行大好きなんです。枯れ葉もそうですよね」と。このコード進行の彼女のオリジナル、4ビートとしてのジャズの特徴を捕らえながらも、ノスタルジックでファンタジックな曲の演奏はだれもが聞き入る名演奏だった。
二部はオスカー・ピーターソン、ビル・チャーラップの演奏するブルースから始まったが、アップ・テンポのフォー・ブラザース、そして私の大好きなリカード・ボサノヴァによくにたボサノヴァの名曲「メニナ・マサ」と演奏は続く。かわいい娘さんという意味らしい。ハンク・モブレイを彷佛とさせる山中のテナーがよかった。また今ライブで山中のクラリネットをはじめてきいたが、ベニー・グッドマンやバディ・デフランコとも違う、あまくも哀愁を感じさせずにはおかない彼のクラによる「メモリーズ・オブ・ユー」、小池の誘いを最後までいやがった山中であったが、最後のアンコールで演奏してくれた彼のサービス精神に脱帽である。このライブが終われば夏も終わりだ。みなさんお体を大切に。

2006年 8月 19日 ハスキー 加藤信吾


↑小池純子ミーツ山中良之

 


HomeInformationLive ReportHusky's LinkHusky's BBSMoriueMiyazakiJazz ArtC-Post

HUSKY HUSKY'S GALLERY
〒253-0044
神奈川県茅ヶ崎市新栄町1-1YAMAJIビル6F
TEL:0467-88-1811 FAX:0467-88-1365
E-MAIL:kato@huskys-g.com
JR茅ヶ崎駅北口
徒歩1分
map