BACK NUMBER　2006年　12月
吉田桂一3＋松島啓之・ジャズ・コンサート

ライブ用の記録写真をみていただきたい。松島はコートを脱ぐ間もなく、吉田桂一と音合わせをするショット。二人のアイ・コンタクトは今年のベストですよ！
ライブはLady Lackからはじまった。今年最期のライブ、吉田桂一トリオ＋松島啓之のハスキーズギャラリー・ライブは2004年6月だから2年半ぶりの来茅である。昼過ぎの小雨も、夕方にはあがり、スリリングでホットなライブの予感・・・。完全アコースティックで弾きまくる佐々木悌二のベース、そして大御所のドラマー渡辺文男の「あ・うん」の呼吸のこぎみのいいビートが気持ちいい。そして、松島啓之のTP、目をとじて、バラードを情感たっぷりに歌い上げる「エンブレイサブル・ユー」。横浜のKYさん「充分に堪能した」とアンケートに書いてくれた。わざわざ横浜から茅ヶ崎にライブを聴きに来てくださるお客様。そんなコアなお客様の期待を裏切らないカルテット、それが吉田桂一トリオ＋松島啓之。まさに彼のニューCD「I'M GONNA BE HAPPY!」。平日の夜にきていただいたギャラリーのジャズを愛するお客様、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。

2006年　12月12日　ハスキー 加藤信吾

↑吉田桂一・松島啓之