BACK NUMBER　2007年　10月
敦賀明子　ジャズコンサート

茅ヶ崎に敦賀明子がやってきた。メジャーレーベルM&Iの敏腕プロデューサーY氏の紹介でNYより出演依頼のメールが来たのは初夏の頃だったろうか？ルー・ドナルドソンをして「彼女のプレイは現在活躍するどのオルガンプレーヤーよりもスイングする」と言わしめた敦賀明子。この秋開催された横浜ジャズプロムナードでも多くのファンを魅了した彼女のオルガンプレイが間近で聴ける茅ヶ崎のジャズファンは幸せ（自画自賛！）。プロムナードの翌日とはいえ、コアなジャズファンが集結した一夜は熱かった。
サイドメンは、ギター、エリック・ジョンソン、ドラムス、ビンス・エクターという本場のジャズプレーヤーを従え、演奏する彼女のオルガン・ライブはいかにも楽しそう。前半は彼女のオリジナルMeanie Queenie、名曲ジョージア・オン・マイ・マインド等、両手でオーバー・アクション、彼女のオルガン・プレイは、ギター、ドラムスと絶妙なインタープレイでパフォーマンスする。観客はおおいに沸き、また丁寧に曲の解説を大阪弁で、個性で魅了する彼女は客をあきさせない。まさにプロ！演奏は前半5曲、後半5曲をあっという間に演奏し、最後アンコールは彼女のニューCDタイトル、セントルイス・ブルース。次の会場は北海道だそうだ。頑張れオルガン日本代表ジャズプレイヤー！

2007年　10月8日　ハスキー 加藤信吾

↑敦賀明子