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BACK NUMBER 2008年 1月 | 最新のライブレポートに戻る→ BACK NUMBER→ |
「まさか!」のアクシデントが続いた新春恒例箱根駅伝の終わった午後4時、2008年幕開けのスペシャルイベント!とクレジットしたギャラリー新年最初のライブははじまった。ベテラン、新人、二人の優れたアルト奏者の演奏を期待してのバトル・ライブ。「アルトマドネス」。かつてジャッキー・マクリーンの同名のアルバムを意識し「アルトの鬼才 澤田一範」「アルトの俊英 竹内郁人」の新年初顔合わせとして実現したこのライブは長く歴史に残る濃厚なセッションとなった。ライブはまずバップの立役者デイジー・ガレスビー作曲の「グルービン・ハイ」。そして名曲「ワーバッシュ」「アラバマに陽は落ちて」。私の好きなキャノン・ボール・アダレイの名盤「イン・シカゴ」で初めて聴いて以来いろいろなジャズ喫茶、ライブハウスでリクエストした曲に、企画した張本人も感激。澤田、竹内の色気のあるバラードは、日本のキャノンボールといっても過言ではないだろう。そして「アルト・マドネス」、2アルトによる互いが絡み合う絶妙な出だし、によるインタープレイの妙味のジャズプレイの素晴らしさをわれわれに教えてくれた。2部はピアニストの金子亜里紗のニューアルバムにも挿入されているタッド・ダメロン作曲「ホット・ハウス」ではじまった。オーネット・コールマン「ジェイン」、ジョニー・グリーンの「ボディ・アンド・ソウル」と澤田は竹内とともに、金子のピアノ、安藤昇のベース、そして横浜ジャズプロムナードでグランプリをとったドラマー田村陽介の絶妙のバッキングで演奏し、このクインテットは観客の好評を得た。そしてガレスビーの「ウィー」、アンコール「A列車で行こう」でこの日のライブは終わった。 2008年 1月3日 ハスキー 加藤信吾 |
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