BACK NUMBER　2010年　7月
ジョージ・ブレイス・トリオ・ジャズコンサート

日本のアート・ブレイキー小林陽一が招聘した注目のプレイヤー、ジョージ・ブレイス。2本のサックスをつなぎ合わせた不思議な楽器ブレイス・ホーンをたくみに操り、ビー・バップ・スタイルのリアルジャズを楽しませてくれた。小林のドラム、河合大介のオルガンとの合奏はファンキー。
ライブは日曜の午後4時からおこなわれ、サマー・タイム、インヴィテーション、ナイト・イン・チュニジア、ソング・オブ・マイ・ファーザー、ラウンド・アバウト・ミッドナイト、オールド・フォーク、チェロキーの演奏があった。70歳を過ぎてなおジャズの本場ニューヨークで現役で活躍する彼のジャズは本物である。曇天の梅雨はまだ明けず、しかしこの日一日、湘南にジャズの熱い風は間違いなく吹いた。

2010年　7月11日　ハスキー 加藤信吾

↑ジョージ・ブレイス3