HUSKY'S GALLERY TOP
↑TOP
informationlinkbbs
特選ジャズアート
森上義孝 宮崎郁

live report
BACK NUMBER 2002年 7月
吉田桂一トリオ+小川高生
→最新のLive Report
→BACK NUMBER
吉田桂一がハスキーズ・ギャラリーへ来るのは今回で2回目である。前回は昨年8月の「アルトなかよしこよし」、帰り際に来年、僕のCDがでるんでやらせてくれませんかというアクションがあり、今回のライブの実現となったわけである。実に11ヶ月をまってのコンサート。今回は盟友アルトサックスの小川高生との共演である。

コンサートの演目は2人の新譜「ミュージック・フォーエバー」「イントウ・サムホェアー」の中の曲が中心であった。吉田トリオも小川高生も気心がしれているせいか、1曲音合わせをやっただけでリハは終わった。あくまでもハードバップにこだわる吉田トリオにPAは必要なく、実にシンプル、それだけに演奏に集中できるというわけか。

ライブは常夏健展の終了をまって、いつもどおり午後6時30分からはじまった。吉田と小川のエモーショナルなコラヴォレーションに、ベースの佐々木梯二は汗びっしょり。でも疲れも見せず、ドラムスの廣江靖とともに、実にこぎみよく、吉田のピアノをサポートする。さすがベテランである。バックに飾られていた常夏健の音風景の絵画も彼等の演奏に溶け込んで実にいい感じ。前週の小川もこの司会によるセッション505ではないが、吉田桂一、まさにニューハードバップを現代に伝えるピアノ伝道師といっていいかもしれない。フムフム。納得。

午後9時30分、今日のライブを終えて、吉田は前日まで椎名豊の大阪ツアーから、今日のために新幹線でかけつけ、車の無いベースの佐々木を川越まで送って、東京の自宅へと帰っていった。ミュージシャンの厳しい仕事の一面をみた感じだった。吉田のCDのタイトルではないが「ミュージック・フォーエバー」「ジャズ・フォーエバー」、いやージャズって本当に楽しいものなんですね。読者のみなさん、一度ライブにいらして、いっしょに楽しみませんか。

2002年 7月 27日 ハスキー 加藤信吾

吉田トリオ+小川
↑吉田桂一トリオ+小川高生


HomeInformationLive ReportHusky's LinkHusky's BBSMoriueMiyazakiJazz Art

HUSKY HUSKY'S GALLERY
〒253-0044
神奈川県茅ヶ崎市新栄町1-1YAMAJIビル6F
TEL:0467-88-1811 FAX:0467-88-1365
E-MAIL:kato@huskys-g.com
JR茅ヶ崎駅北口
徒歩1分
map